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武田幸三という生き方

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1月20日、武田幸三の試合だった。
タイトルマッチ、大切な試合である。

昨日の前日会見の優しい武田とは違う、
何か決心したような、何か見えているような、
厳しい表情の武田が控室にいた。

この場所、想像を絶するくらい緊張する。
しかし、アタシにとっては心地良い・・・。

武田を撮り続けてもう5年になるが、
この感じを忘れられなくてこの場所にいる気もする。

今日ほど、結果を求められる試合は無い!と、戦前周りは言っていた。
もちろん、アタシも含め。

結果は、4R KO負け・・・。

でも、壮絶な撃ち合いだった。壮絶な蹴り合いだった。

試合後、武田と抱き合った。そして彼はアタシにこういった。
「今日は、武田幸三でしたか?」と。

もちろん大きく頷き、
「他の誰でもない、まぎれもなく武田幸三でしたよ!」と。

武田幸三、あれだけのファンの心を掴んで虜にする。

命がけで魅せてくれた、武田幸三の心。

この心そのものが、武田幸三という生き方なんだと、
改めておもった・・・。


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